ブランド牛、さらにおいしい肉を見極める。
見事な霜降り。脂とろける、やわらか赤身。
生産者: 上場食肉 北村真一郎さん(きたむらしんいちろう)
生産者の思い
昭和43年に、養豚業として設立。その後、精肉の行商を営みながら、焼肉店、民宿を営業していました。今は、佐賀に2店舗、福岡に1店舗、焼き肉屋を構えています。佐賀牛をはじめ、九州じゅうのブランド牛を取り扱っています。長く食肉に携わってきたから、目利きには自信があります。地元の中元や歳暮でも人気。
生産方法
経験と知識で、しっかりおいしい肉を見分けます。佐賀牛は、BMS*7番以上の肉、いわゆるA4ランク~A5ランクのものに限ります。なかでも、BMS8番以上、最上肉質5等級の商品をメインにお届けします。サシの入り方、色、歩留まり率、締まり具合とキメなどをしっかり見極め、なかでもいい肉を仕入れます。仕入れた肉はていねいにカット。味、品質、鮮度には気をつけています。
*BMSとは ビーフ・マーブリング・スタンダードの略。赤身の肉にどれだけサシが入っているかの評価基準。数字は1から12まであり、百貨店で扱われるのは通常7以上。
見分け方
広く九州のブランド牛を取り扱うが、なかでも佐賀牛はサシの美しさが特徴。赤身はやわらかく、脂はさわるだけでとろけ、甘みがあります。佐賀牛は日本のブランド牛では2番目に審査が厳しい。佐賀県内で肥育された、黒毛和種です。牛の健康を考え、清潔な環境と、独自のエサ配合や給与方法で、上質な肉質に育てます。
食べ方
ステーキやしゃぶしゃぶなどで、肉本来のおいしさを楽しんで。とくに北村さんが好きなのは、焼きしゃぶ。さっと焼いて、溶いた卵と醤油でいただきます。火を通してもやわらかく、焼くことで香ばしいうまみと甘みが引き立つ。脂もほどよく落ち、いくらでも食べられるおいしさです。
基本データ
佐賀のお肉屋さん。佐賀県内に2店舗、福岡県に1店舗を構える。肉屋直営の焼き肉屋「上場亭」は人気店。味、品質、鮮度にこだわり、肉を仕入れています。日本で2番目に厳しい審査基準を持つ佐賀牛は、県内でもおみやげやギフトなどで人気の品。