九旬

 

鮮やかなピンクと、みずみずしい甘み。
糸島の土が育てる、国産ライチ。

生産者: 柴田園芸 柴田精一さん(しばたせいいち)


生産者の思い

 

洋蘭を生産していたお父さまが、同じ施設で違うものがつくれないかと見つけたのが、ライチでした。洋蘭の栽培がさかんなタイに買い付けなどでよく通っていたことから、南国フルーツのおいしさに魅了されていました。日本では、なかなか栽培する人も少ないライチ。数少ない国内の生産者を訪ねてみたり、本場東南アジアを見に行ったり、試行錯誤の日々を経て、現在に至っています。

 

娘さんがマネージャーをつとめる部活にもっていったところ女子たちに評判だったことから、若い女の子に受けるならと、国産ライチの成功を信じています。実際、5~6年前の出しはじめは糸島の道の駅・伊都菜彩に置いても恐る恐る手を伸ばす方が多かったところ、今では出せば午前中のうちに売り切れてしまうまでになりました。

 

生産方法

 

南国フルーツだから、糸島の土地と気候に合わせるのに苦労しました。カキ殻を粉末にしたもの、竹を乳酸発酵させたものなど、糸島でとれるものをつかった土づくりを行っています。土を充実させることで微生物が繁殖し、ライチの木によい影響を与えています。1年ごとに実験と調整を繰り返し、理想に近づけています。

 

 

2~3mほどの木で、洋蘭と同じガラスハウスで栽培します。冬は洋蘭、夏はライチ。7月中旬~8月が収穫のピークです。最近はパプリカや、アボカドの生産もはじめました。

 

見分け方

 

冷凍された輸入ライチの印象から、ライチは茶色いものだと思っている方も多い。鮮やかなピンク色は、驚かれます。ほおばって二度目のびっくりが、とにかくジューシーであること。新鮮なライチのおいしさを、もっと国内の人に知ってもらいたいと思っています。

 

食べ方

 

届いてすぐいただいて、おいしい。冷蔵庫で熟させても、おいしい。これはお好みで。冷蔵庫で1週間もち、冷凍保存できるのもうれしいポイント。鮮やかなピンクは変わりません。冷凍したライチはそのままシャキシャキとアイスのように楽しめます。炭酸水や、お酒に入れてカクテルにしたりも。ゼリーの具にすると、みずみずしさと甘さが一層引き立ち、ぜいたく。

 




基本データ

葉酸、ビタミンC、カリウムなどを含む。美しく大きい実は、ほおばるほどにみずみずしく、甘い。地元糸島の道の駅・伊都菜彩では、出して午前中のうちに売り切れてしまう人気商品。国産ライチというめずらしさから、夏のギフトとして注目を集めています。


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