九旬

 

おいしさにこだわった、
心と体にやさしいヴィーガンマフィン。

生産者: nono's muffin 山内紀江さん・宣人さん(やまうちのりえ・のぶひと)


生産者の思い

 

元は、健康食品を取り扱う会社に勤務していた紀江さん。

スイーツ好きの宣人さんが乳脂肪分や油分を含む食品を控えなければならなくなったことをきっかけに、動物性の原料を使用しない食品に関心を持つようになりました。

 

当時はヴィーガンに対応した市販の食品が少なく、味や価格の面でも、普段の食事に取り入れるには難しいものばかりでした。

栄養は健康食品やサプリで補完できても、「美味しい」と感じるものを食べたい。そこから、体に気を遣った食品も「美味しく手軽に」食べられるものでなければと考えるようになりました。

 

 

お菓子作りは全くの未経験だった紀江さん。卵や乳製品を使わず作ったお菓子は、食べ慣れた美味しいお菓子とはまったく違うものでした。「やっぱりバターと卵はすごいなって。」それでも試行錯誤しながら、卵や乳製品を使わない、美味しいヴィーガンマフィンを完成させました。

 

卵や乳製品を使わないお菓子を求めて、お店に来てくれるお客様がいることを実感したお二人。さらに多くのお客様に出会うため、マルシェに出店するようになりました。

新商品の試食、パッケージや売り方に至るまで、積極的にお客様の声に耳を傾け、生の反応を見ながら、日々工夫を重ねています。

 

 

最近では、普段から食事に気を遣っている方のほかにも「ヴィーガン」という言葉に興味を持って気軽に足を運んでくれる方が増えてきたと感じています。

「ヴィーガン=あんまり美味しくない、だけど体にいいのかなって思ってる方って、まだまだいる。ただ、全部ヴィーガンというわけではないけど、なるべくそういうのを取り入れてくださる方が増えてきたかな。」

 

「『美味しい』、『ヴィーガンだと思わなかった』って言われるのがいちばん嬉しい。」と、紀江さんは語ります。

 

 

宣人さんいわく、マフィンは「パンよりもちょっとぜいたく、ケーキよりもちょっとお手軽」な、食事にもスイーツにもなれる存在。

自分へのごほうびにも、誰かにあげたくなる手土産としても、ヴィーガンマフィンが手軽に美味しく食べられる食事のひとつになることを目指しています。

 

生産方法

 

卵や乳、バター不使用のマフィン作りで苦労したのは、生地がパサついて、硬くなってしまうことでした。

福岡県産の小麦(シロガネ・チクゴイズミ)を使用した小麦粉は、粒の小ささが特徴で、口どけが良くモチモチ感のある生地に最適です。また、こんにゃく芋に含まれる食物繊維「マンナン」を生地に混ぜることで、さらにしっとりとした食感を実現しました。

 

 

素材の味を活かすためにこだわっているのは、マフィンのフレーバーによって生地自体の味を変えること。

プレーンの生地にトッピングをのせて違いを出すのではなく、プレーンの生地、メープルの生地、コーヒーの生地、紅茶の生地など、味によって作り分けています。「手間はかかるけど、お客様には伝わる」と信じているからこそ、続けられるのだそうです。

 

 

見分け方

 

どんな場面でも手軽に食べてほしいから、清潔に持ち運べるよう、一つ一つ個包装にしています。

 

 

マルシェでは、SサイズとLサイズの2種類を展開。これも、マルシェでのお客様の反応から生まれたものです。初めての方も試しやすいSサイズは、いろんな味を持って行きたい手土産用にも最適。ご自宅用で朝ごはんなどにしたい方には、食べ応えのあるLサイズが喜ばれています。

 

 

食べ方

 

すぐに食べたいときは、常温解凍でそのまま召し上がれます。

 

おすすめは、冷蔵庫に3,4時間ほど置いて解凍したあと、電子レンジ(600W)で15秒ほど温めてお召し上がりいただく方法。さらにオーブントースター(1000W)で20秒ほど温めると、外はさっくり、中はしっとりの焼きたてに近い食感を楽しめます。

 

 

レンジで温める前に、必ず脱酸素剤のシートを抜いてください。

 




基本データ

マフィンをメインに、ラスク、フレーバーナッツ、ガトーショコラ、焼き菓子など、動物性食品を使用していないヴィーガンの焼き菓子を販売。その他焼き菓子のOEM商品企画・製造・販売も行なっています。
マルシェ出店情報はInstagramにて随時更新中。(現在、工房での直売はお休みしています。)
≫ノノズマフィンInstagram


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