日田のおいしい水と、はかない色味。
醤油屋さんがつくる、おいしい虹色ラムネ。
生産者: まるはら 原次郎左衛門正幸さん(はらじろうざえもんまさゆき)
生産者の思い
1899年創業。日田で一番古い会社です。醤油は仕込んでからできるまでに時間がかかるので、そのあいだに当時流行の兆しがあったラムネをつくりました。また、味噌や醤油は冬の製造だったため、夏のあいだの商売でもありました。
「虹色ラムネ」を売り出しはじめたのは、平成7年から。醤油屋さんのラムネとして、評判を呼んでいます。
生産方法
5~9月が生産のピーク。「水郷の里」とも呼ばれる日田の、おいしい地下水をつかっています。弱軟水で、ラムネづくりに適しているといいます。
今では貴重になってきた、ビー玉の入った昔ながらのガラス瓶で、ていねいにつくっています。
見分け方
なんといっても特長は、花や野菜由来の天然色素で色付けしていること。なかなか、ほかにはありません。天然色素は沈殿しやすく、扱いがむずかしい。しかも、夏の強い日差しの下なら1週間もすると色が消えてしまう。そのはかないやさしい色合いが、いちばんのチャームポイントです。
食べ方
パイン味の「ハワイアンブルー」がいちばん人気。「グレープ」があとを追います。味は8種類あり、選ぶ楽しさも。大人は少しなつかしい気持ちになれるし、子どもは純粋に味を楽しめる。「きょうだいが好きな色を取りあってしまって」と、買ってすぐ買い足しに来るお客さんの姿も。
基本データ
夏にぴったりの清涼感で、中元、おみやげとして大好評。日田の本店は、ラムネ工場がいつでも見学可能。観光客でにぎわいます。世界中の古いラムネ瓶のコレクションも、自慢です。
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大分
大分・日田「原次郎左衛門 まるはら」虹色ラムネ
完売御礼4,780円(税込)