九旬

 

うなぎは九州、その評判を確かにしました。
安定のおいしさ、安定してお届け。

生産者: 鰻楽 酒井勇人さん(さかいはやと)


生産者の思い

 

「鰻楽」は、宮崎県で活鰻流通・うなぎの養殖業・うなぎ蒲焼の製造を一貫して行う会社です。取り扱うのは宮崎県内の自社養鰻場で育てたうなぎに加え、鹿児島県および宮崎県の提携養鰻場のうなぎを使用しています。うなぎの名産地と呼ばれる地域は他にもありますが、うなぎの生産量第一位の鹿児島県、第三位の宮崎県という統計からも分かるように、量・質ともに安定したうなぎの供給に努めています。

 

 

もともと宮崎県や鹿児島県は地下水が豊富であることと気候が温暖であることから、うなぎの養殖に適した環境です。長い間信頼関係で結ばれた「提携養鰻場」とうなぎの総合商社「鰻楽」がタッグを組み、おいしいうなぎを全国に届けています。

 

生産方法

 

うなぎの養殖は、シラスウナギ(稚魚)を12月~1月に池入れして養殖をスタートする「単年養殖」と、1月~3月に池入れする「周年養殖」があります。単年養殖は需要期である土用の丑が近づく頃、6月~8月に出荷できるよう早い時期に池入れします。周年養殖は1月~3月に池入れしてゆっくり育てる方法です。鰻楽ではその養殖方法を両方取り入れることによって年間通して池揚げを行い、お客様に安定供給できるよう努めています。

 

 

焼きの作業もこだわり。大きな自動焼きラインで、まずは白焼きと呼ばれる素焼きをします。ガスの直火と炭火を使用して皮と身にしっかり火入れします。その後熱々の白焼に打ち水をして余分な脂を落とし、焼玉などを丁寧に取り除きます。次は100℃の蒸気で約10分の蒸し工程。そして、タレ浸けする直前にもう一度焼きを入れます。蒸したうなぎに火を入れて少し乾燥させることで、タレがしっかりなじむのです。

 

 

そしてやっと蒲焼き。おいしい焼き目をつけながらも焦がさないよう慎重に、タレをつけては焼く、を繰り返します。最後の仕上げタレにもひと工夫。少し粘度のあるタレに浸け、おいしさを閉じ込めます。焼きラインは自動で動いていきますが、要所要所で職人が目を光らせます。焼きムラができないよう、コンベアを流れるうなぎの並べ替えをしたり、焼き加減を見ながらガス火や炭火の調整をしながら、手間暇かけてよりおいしく焼き上げます。

 

見分け方

 

鰻楽では、肉質、脂ののり、におい、味など、数値化した独自の評価基準を元に3回の試食官能検査を実施しています。

 

 

1回目は池揚げ前。評価基準に適合したうなぎだけを池揚げします。2回目は池揚げ後。ここで合格したものだけが鰻楽工場で蒲焼になります。3回目は、出来上がった蒲焼の試食官能検査。この最後の官能検査に合格しなければ、鰻楽の蒲焼として商品になることはありません。

 

食べ方

 

フライパンなどで火を使ってあたためなおすと香ばしく仕上がるが、こげやすい。真空パックのボイルがいちばんオススメ。安定しておいしく仕上がります。やはりうなぎは、うな重に勝るものなし。あたたかいごはんにのせて、召し上がれ。家族でいただく場合などは、刻んでごはんにまぶしてタレをかけていただくのもよし。枚数に左右されず、満足できます。

 




基本データ

うなぎと言えば九州、との評判をつくってきた立役者。国産うなぎの取り扱いは、国内トップクラス。全国のうなぎ屋に活鰻を卸し、家庭用には本格的な味わいを手軽に楽しめる蒲焼の冷凍食品を販売。焼きたての味を楽しめるレストランも手掛けています。宮崎県・鹿児島県といった国内産うなぎにこだわり。グァバの葉を配合したエサで育てた「ハーブうなぎ」も人気商品。テレビなどメディア掲載も多数。


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