
搾りたての感動をそのままに。
酪農家が生んだ、新鮮なアイスクリーム
生産者: 小野田 裕之さん(おのだ ひろゆき)
高原町の風土が育む「命の恵み」

九州の豊かな山々に囲まれ、清らかな水と澄んだ空気に恵まれた宮崎県西諸県郡高原町。この自然豊かな地で、牛たちと丁寧に向き合いながら、搾りたての生乳を使用したスイーツを届けているのが「小野田牧場」です。
小野田牧場の小野田さんが何よりも大切にしているのは、牛たちが健やかに育つ環境づくり。そこで育った牛たちからいただく「命の恵み」を、最高の状態で多くの方に届けたい。そんな想いから、こだわりの詰まったアイスクリームづくりが始まりました。
酪農家だからこそ届けられる「本物の鮮度」

小野田牧場の最大の魅力は、なんといっても牛乳の鮮度です。一般的に生乳は集乳や輸送などを経て加工されますが、小野田牧場では搾りたての生乳をすぐに加工しています。
「生乳はとても繊細で、時間が経つと風味が変化してしまいます。私たちは酪農家だからこそ、搾った瞬間のあの芳醇な香りと味わいを、そのままアイスに封じ込めることができるのです」
自分たちで育てた牧草を中心に与え、毎日の掃除や搾乳を通して、牛たちと家族のように向き合う。そんな環境で育まれた生乳を、自信をもって届けています。
「もっと美味しく」を追求し続けた研究の成果

小野田牧場のアイスクリームが完成するまでには、たゆまぬ探求心と挑戦の積み重ねがありました。地元のグルメコンテストに高原町の特産品として出品したものの、1年目は2位、2年目は3位と、優勝にはあと一歩届きませんでした。
「中途半端に挑んでも勝てない」そう決意し、3年目に立ち上げたのが「アイスクリーム研究所」です。2年目までは近くの加工所でアイスクリームづくりに取り組んでいましたが、3年目は優勝を目指し、より本格的な挑戦に向けて自分たちの工房を構えました。
このアイスクリーム研究所で素材の活かし方を徹底的に研究し、試行錯誤を重ねた結果、見事コンテストで優勝を飾る自信作が誕生しました。
素材が主役。バランスを大切にしたアイスクリーム

小野田牧場のアイスクリームのおいしさの秘訣は、「牛乳の風味を強調しすぎないこと」にあります。
・すっきりとした後味の甘さ
・牛乳と素材が引き立て合う絶妙なバランス
・素材の味わいを活かす
このバランスを追求することで、地元の野菜やフルーツなど素材そのものの味が、牛乳のコクによってより一層引き立ちます。

取材当日、一番人気のメニューである「BEBUソフト」をいただきました。「BEBU(べぶ)」とは、この地域の方言で「牛」という意味。その名の通り、牧場の愛情が詰まった看板メニューです。
搾りたての生乳を贅沢に使用したソフトクリームの上には、宮崎県産いちごを使用した「削りいちご」がたっぷりのっています。このソフトクリームも、地域のグルメコンテストで優勝した逸品です。
一口食べると、フレッシュなミルクの甘みといちごの酸味が口いっぱいに広がります。驚いたのは、食べ始めから溶けかかった最後まで、ずっとおいしいこと。最後は溶けたソフトクリームと削ったいちごが混ざり合い、濃厚な「いちごミルク」のような味わいへと変化します。一つで二度楽しめる、納得の満足感でした。
地域の素材を、新しいおいしさに変えて

「新鮮さを第一に、そして地元の素材を大切にすること」小野田牧場の挑戦は、これからも続いていきます。
小野田牧場のアイスクリームには、酪農家だからこそ届けられる新鮮なおいしさと、その魅力を追い求める探究心が詰まっています。
基本データ
宮崎県西諸県郡高原町の酪農家。
搾りたての生乳を使用して作り上げたアイスクリームを販売しています。
高原アイスクリーム研究所公式HP:https://takaharuicelab.wixsite.com/takaharuicelab
高原アイスクリーム研究所公式ECサイト:https://takaharuicel.thebase.in/
高原アイスクリーム研究所Instagram:https://www.instagram.com/takaharuice/
