九旬

 

でかい、旨い、におわない。
水巻町で生まれた、人気者。

生産者: 水巻のでかにんにく協議会 事務局(水巻町役場) 長崎寛人さん(ながさきひろひと)


生産者の思い

 

15年ほど前、水巻町の特産品を開発したいと考えていた商工会の有志たちが視察、勉強を繰り返して見つけたのが、ジャンボニンニクでした。ちょうど生産調整のためつかえなくなった田んぼの活用にも陽が当たり、今では町内外からよろこばれる名物「でかにんにく」に育ちました。

 

 

地元の小学校では時期になると給食に出され、毎年楽しみにしている子どもたちもたくさんいます。毎年6月上旬くらいから、待ってましたとばかりに問い合わせの電話が鳴りやまず、特産品として根付いたことを誇りに思っています。

 

生産方法

 

にんにくは通常、水はけのよい土を好みます。もともと田んぼだったところを畑にするにあたり、粘度の高い稲作向きの土壌から、枯れ草などで改良するところからはじめました。土は完全には変わらなかったものの、むしろこの品種に合った土壌となり、遠賀川のめぐみもあって、水巻町でしかつくれない味ができました。

 

 

10月上旬に植え付け、翌5月下旬ごろ収穫します。大きいだけに割れやすく、今日大丈夫かなと思っても、明日見たら割れてしまっていることも。そのタイミングを見極め、割れないよう繊細に収穫します。しかし、それでも元気すぎて勢いよく割れたものは、一片一片バラされ、「勢い一片」と呼ばれ販売されています。また、掘りたての「青切り」と呼ばれる生でかにんにくは、地元ならではのひみつのおいしさ。6月いっぱい乾燥させ、7月に満を持して販売です。

 

 

見分け方

 

とにかく大きく、見た目のインパクトが抜群。凡玉でも通常のにんにくのふたまわり大、大きいものでは5倍ほどもあります。しかも大きいほど水分を多く含み、ホクホクねっとりとおいしい。においが控えめで、糖度が高いのも特徴。栄養はにんにくを勝るほどで、とくに水巻のでかにんにくはアミノ酸を多く含んでいます。

 

食べ方

 

大きさを生かして、レンジでチンしてからそのまま丸ごと素揚げすると、ビールのおつまみにぴったり。とくに長崎さんのオススメは、スペイン風にんにくスープ「ソパ・デ・アホ」。スライスにしてたっぷり使います。においが強すぎずほくほくとした味わいが、スープに合う。ニンニクというと洋風のイメージだが、和風の味付けに合うため、でかにんにくのソパ・デ・アホもコンソメでなく和風だしでつくるのがポイント。

 




基本データ

平成17年から生産開始。アスパラギン酸、アルギニンなど、アミノ酸が通常のにんにくよりも多く含まれる。大きいほど水分量が高く、食味が良い。低臭にんにくとも言われ、においは控えめ。時期(7月~10月)になると問い合わせも多く、地元小中学校の給食でも愛されている。加工品の「水巻のでかにんにく万能味噌」も無添加で安心と好評。


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