九旬

 

母の愛と、たしかな技術。
阿蘇のおいしさ、そのままのアイス。

生産者: 阿蘇天然アイス 石橋久美子さん(いしばしくみこ)


生産者の思い

 

はじまりは、離乳食でした。素材にこだわり、たくさんつくって、おいしさを損なわないよう冷凍して。農家に嫁ぐ前はJAの加工部にいたので、阿蘇の野菜や冷凍加工について知っていました。

 

 

食の細い娘さんのためのアイスが、いつしか近所で評判に。ほかにないからと必要にせまられつくりつづけていたら、50歳でお店を開くまでになりました。今はお孫さんのため、まだまだ研究を怠りません。

 

 

添加物も卵も牛乳もつかわず、カロリーをおさえること。だけどシャーベットでなく、ふんわりとなめらかなジェラートのようであること。昨年、またひとつ理想のアイスができました。これからも、追及はつづきます。

 

生産方法

 

信頼のできる素材だけをつかいます。着色料や香料はつかいません。だけどこの色、香り。農家ならではの目で食材の時期、色や形、水分量などを見て、もっとも加工に適したものを選んでつかいます。

 

 

ほとんど手づくり、手作業ですが、機械をつかう部分は、機械もいいものを入れています。だから、とってもなめらか。

 

見分け方

 

阿蘇は食材の宝庫。年間通じて、さまざまな食材がそろいます。知り合いの農家から野菜や果物をわけてもらい、つくります。色、香り、味。難しいが生のまま加工することにより、素材そのものの特徴を引き出します。

 

 

トマトは完熟、キウイは早めのもの、など、素材がいちばん引き立つ時期を知っています。牛乳は石橋さんの故郷である阿蘇・小国のジャージー牛乳だけを使用。栄養価が高く、深く濃い味わいです。

 

食べ方

 

お店手づくりのチョコレートをつかった生チョコレート味、香りが引き立つよう焙煎をかけた玄米味が人気です。季節で代わるフルーツフレーバーも、大好評。賞味期限が長いので、冷凍庫にストックしておけば、元気のないときでも食べられます。素材を生のまま、なるべく栄養素を失わないようにつくっているので、サプリメントアイス、とも呼んでいます。

 

 

温度が大事、アイスクリーマーから出てきた瞬間の温度まで待つことです。つまり、溶ける寸前がいちばんおいしい。くわしい食べ方は、リーフレットを見てみてください。手作業でていねいに充填しており、霜が出ません。家で開けてさあ食べようというときに一番おいしいよう、できています。

 




基本データ

阿蘇神社近くにある、アイスやさん。お店にも商品にも、お母さんだからこその細やかなこだわりがつまっています。阿蘇の農家がつくる新鮮な野菜や果物と、阿蘇小国のジャージー牛乳を、日本全国どこでもおいしく食べられるようアイスにしています。卵・牛乳不使用の商品あり。


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